川越街道にそびえる「5本欅」の謎

こんバシわ!

今回は板橋区民ならだいたい知っている、川越街道の真ん中に不自然に生えている5本欅について紹介するバシ。

 

■欅(けやき)とはどうゆう木なのか

けやきってよく聞くけど、実際どんな木なのかは説明できる人は結構少ないのではないだろうか。

一言でいえばとんでもない硬さを誇る高級な木である。

板橋区の木に認定されているのもこの欅である。

1970年に区民によって選出されたようだ。

■元々は上板橋村の村長のもの

早速本題だが、昭和の始めに川越街道の拡張工事をする際に、上板橋村の村長の屋敷にあった欅を1部残すことを条件に土地を提供したとの事。(参考:板橋区HP)

確かに当時の空中写真を確認すると一帯が村長宅の林部分という事がはっきりとわかる。

ここまでの話に特に違和感なくこれだけの話のように思えるが、5本欅が全国的にも割と有名なのは別の顔を持っているからである。

■伐採すると呪われる5本欅

維持費もかかる為か邪魔となった木を伐採しようとしたようだ。

しかし関係者に突然の不幸が降りかかり相次いで亡くなった。

偶然ではなく祟りだと信じ板橋区は伐採計画を中止したという。

その後不幸はパタッとなくなったが、欅の木の下に和服姿の女性の霊が度々目撃されるようになったという。

伐採されないために牽制しているという噂である。

■3本になった5本欅

今から52年前の1970年には排気ガスの影響で2本の欅が枯れてしまったそう。

現在は新しく植えられ5本に復活したそうです。

私は3代目だとどこかで見たけど、調べなおしたら見つからなかったので記憶違いかも。

縁切り榎と一緒の3代目なんだーと思ったおぼえがあるのだが・・

■IB Styleの結論

有名な縁切り榎は昔話にも残っているが、こちらはわりと近代の為かそういった話が全くといっていいほど残っていない。

だが、近代であれば死亡した人がいれば記事に残っていてもよさそうなものだが・・・

見つかった記事は毎日新聞の5本欅が3本になったのみ。

また、木を切ったら呪われるというのはどこか将門の首塚を連想させるような、いわばありふれた怪談話。

筆者は噂話と結論付けた。

しかし、体験談をお持ちの方がいれば是非ともお話を伺いたいものである。


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